6日に韓国銀行が発表した「2020年上半期国際収支(暫定)」によると、今年上半期の経常収支黒字は191億7000万ドルで、2012年上半期の96億5000万ドル以降8年ぶりに最小値を記録した。
輸出入ともに前年同期に比べ減少した。今年上半期の輸出は2419億ドルを記録し、前年同期に比べ13.1%減少した。輸入は2179億4000万ドルで9.8%減った。
韓国銀行の関係者は、「輸出は世界交易の不振で自動車関連製品を中心に減少し、輸入は油価の下落で原材料を中心に減少した」と話した。韓国銀行によると、原油導入単価は昨年上半期の1バレル当たり66.5ドルから今年上半期は48ドルに27.7%下落した。
海外旅行客の減少で、サービス収支は旅行収支を中心に赤字幅が縮小した。サービス収支の赤字幅は84億1000万ドル減少し、2016年上半期のマイナス77億9000万ドル以降最小の赤字幅を記録した。旅行収支の赤字は31億ドルで、2014年上半期のマイナス22億ドル以降もっとも少なかった。一方、旅行収入も46億9000万ドルでグローバル金融危機だった2009年上半期の46億ドル以降最小だった。
6月の経常収支黒字は68憶8000万ドルで昨年10月の78憶3000万ドル以降8か月ぶりにもっとも大きかった。ただ輸出は4000憶2000万ドルと前年同期に比べ9.3%減少した。これは前年同期比基準で4か月連続の減少だ。
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