韓国統一省は北朝鮮側に、洪水など自然災害に関する“情報交換”を始めようと伝えた(提供:news1)
韓国統一省は北朝鮮側に、洪水など自然災害に関する“情報交換”を始めようと伝えた(提供:news1)
韓国統一部(統一省)は今日(5日)、北朝鮮側に洪水など自然災害に関する“情報交換”を始めようと伝えた。

韓国統一部の報道官はこの日の定例会見で「昨夜、イムジンガン(臨津江)のピルスンギョ(必勝橋)の水位が2回にわたって5メートル以上も上がった」とし「これに関する情報交換だけでも、まず成されるのがいいという期待を持っている」と語った。

つづけて「自然災害・災難分野での南北間の協力は、政治・軍事と無関係な事項として、南北の住民たちに最も直接的な理解を与えることのできる事案だ」とし「世界的に隣接した外国間でも自然災害に関して情報交換や協力がなされている状況の中、わが民族同士でできない理由はない」と説明した。

去る2009年、北朝鮮はファンガン(黄江)ダムの水を予告なしに放流したことで、韓国のキョンギド(京畿道)ヨンチョン(漣川)郡で6人の死者を出す事故が発生したことがあったことから、南北は去る2009年10月に臨津江の水害防止に関する南北実務者協議で、北朝鮮側が黄江ダムを放流する場合、事前に連絡することに合意している。

このことについて統一部の報道官は「北朝鮮側から事前に放流に関する情報を共有してくれれば、わが住民たちの生命と安全にかなり有用な助けとなるという側面から、情報状況に関する協力が一日も早くなされればいいという期待をもっている」と強調した。

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