昨年の北朝鮮の経済成長率は0.4%を記録し、3年ぶりに小幅ながらプラス成長したものと推定される(提供:news1)
昨年の北朝鮮の経済成長率は0.4%を記録し、3年ぶりに小幅ながらプラス成長したものと推定される(提供:news1)
昨年の北朝鮮の経済成長率は0.4%を記録し、3年ぶりに小幅ながらプラス成長したものと推定される。北朝鮮が観光地区を活発に開発していて、靴や帽子、かつらなど、国連安保理制裁決議の対象でない品目を中心に、対外交易を増やしたものと分析された。

今日(31日)、韓国銀行が発表した“2019年 北朝鮮の経済成長率 推定結果”によると、昨年の北朝鮮の実質GDP(国内総生産)は前年対比で0.4%上昇したものと推定された。北朝鮮の成長率は、去る2016年に3.9%を記録した後、2017年からマイナス3.5%、マイナス4.1%と2年連続のマイナス成長であった。2017年の後半から国際社会の対北制裁のレベルが上がった影響によるものである。

産業別の成長率をみると、農林漁業は前年対比で1.4%成長した一方、鉱業は0.7%のマイナス成長となった。製造業の成長率は、重化学工業を中心に1.1%下落した。電気ガス水道業の成長率は4.2%下落した。建設業は、観光地区の開発などの効果により前年対比で2.9%上昇した。

韓国銀行の関係者は「北朝鮮の成長率の反騰は、農林業が成長し、大規模な観光地区の開発に乗り出した影響と、発電所を建設している点が大きな影響を与えているものと推定する」と説明した。

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