ソウル市が性的暴力事件処理手続きの簡素化へ、2次加害懲戒案も作成中=韓国(提供:news1)
ソウル市が性的暴力事件処理手続きの簡素化へ、2次加害懲戒案も作成中=韓国(提供:news1)
ソウル市がセクハラ・性的暴行事件発生時の処理手続きを簡素化し、2次加害者に対する具体的な懲戒基準を用意する。故パク・ウォンスン(朴元淳)前ソウル市長セクハラ疑惑関連の女性家族部による現場点検改善事項を反映したものだ。

31日、ソウル市によると、市は女性家族政策室をコントロールタワーに、当該部署はそれぞれ、女性家族部の改善要請事項を盛り込んだ細部対策を準備中だ。

ソウル市関係者は「事件処理手続きが複雑だという指摘があった」とし「専門家、内部職員の意見を聞いて改善対策を検討する」と述べた。

現在、セクハラの苦情処理は女性家族政策室内の女性権益担当官、調査・監査は人権担当官所属の市民人権保護官、人事措置は人事課が担当するなど、分野が細部に分かれ、処理するのに時間が多少かかるという指摘が出ている。

ソウル市は2次加害者に対する懲戒基準も具体化する。現在、「2次加害時には加害者と同じように懲戒する」という懲戒基準があるだけで、細部基準は設けられていない。

ソウル市は女性家族部が指摘した5つの改善事項をすべて反映する方針だ。ソウル市は前日にも「政府が現場点検を通じて指摘した主要改善要請事項を謙虚に受け入れ、今後の改善対策の樹立に反映する」と明らかにしていた。

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