今年上半期の中朝交易は、北朝鮮の新型コロナによる国境封鎖の影響で、昨年上半期に比べ3分の1の水準に減少したと集計された(提供:news1)
今年上半期の中朝交易は、北朝鮮の新型コロナによる国境封鎖の影響で、昨年上半期に比べ3分の1の水準に減少したと集計された(提供:news1)
今年上半期の中朝交易は、北朝鮮の新型コロナウイルス感染症による国境封鎖の影響で、昨年上半期に比べ3分の1の水準に減少したと集計された。

27日、中国の税関当局である“海関総署”の発表によると、今年に入り6月末までの上半期の北朝鮮の対中交易額は4億1068万4000ドルとなり、昨年上半期対比で67.2%減少した。対中輸入は3億8331万7000ドル、対中輸出は2736万7000ドルとなり、それぞれ66.5%と74.7%減少した。

去る5月から6月の対中交易は多少回復したが、新型コロナによる国境封鎖の影響で、昨年上半期対比で3分の1の水準にとどまっている。

国連安全保障理事会と国際社会の対北制裁が本格化する前の年である2016年の上半期と比較してみても、北朝鮮の対中交易は82.2%の減少で、輸入は70.3%、輸出は97.3%も減少している。

北朝鮮は去る26日に自国のメディアを通じて「ケソン(開城)市で悪性ウイルスによる感染疑いのある韓国からの逃走者(脱北者)が7月19日に帰郷するという非常事件が発生した」と伝えた。

このことにより北朝鮮は、これから新型コロナ防疫のために国境統制を一層強化するものとみられ、今月7月の「中朝交易額」に関心が集まっている。

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