故朴元淳 前ソウル市長のセクハラ告訴事実流出疑惑の“キーマン”とされているイム・スンヨン ソウル市ジェンダー特別補佐官(提供:news1)
故朴元淳 前ソウル市長のセクハラ告訴事実流出疑惑の“キーマン”とされているイム・スンヨン ソウル市ジェンダー特別補佐官(提供:news1)
故パク・ウォンスン(朴元淳)前ソウル市長のセクハラ被訴事実が事前に流出した疑惑があがっているが、告訴事実を知ることのできた女性団体と警察などは、これを全面的に否認したことで、この事件はいまだ霧のかかった状態である。

現時点で可能性として考えられるのは、8日に被害者側が警察に初めて告訴事実を伝えた時点と警察の報告ライン、そしてソウル市側の行動などを総合すると、“被害者側が接触した女性団体もしくは関係者”、“告訴を受け付けした警察”、“パク前市長の被訴事実の報告を受けた青瓦台(韓国大統領府)ライン”などを疑うことができる。

しかしこれら該当関係者たちと機関側はすべて、流出疑惑を否認している状況である。被害者支援団体“韓国性暴力相談所”と警察は、告訴事実や告訴状を被告人に流出していないと否認した。青瓦台もやはり13日に書面を通じて「青瓦台はパク市長に被訴事実に関する内容を通報した事実は全くない」と伝えた。

22日 取材を総合してみると、パク前市長の被訴事実が伝えられた経緯は大きく2つとみられる。一つ目はイム・スンヨン ソウル市ジェンダー特別補佐官が8日の遅くとも午後3時に知ったパク市長に関するうわさであり、二つ目は午後9時30分頃から公館でイム特補を含めた秘書室の関係者たちが本格的に対策会議を開いたというものである。

イム特補は、朴ソウル市長に関するいかがわしい話を聞いて、午後3時頃 市長執務室を訪ね「過ちを犯していないか」と尋ねている。このことは、被害者が接触した女性団体や関係者を通してイム特補がその話を聞いた可能性が高いといわれている。

被害者の弁護人であるキム・ジェリョン氏は、このことについて「捜査を通して明らかになるものと期待する」と語った。

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