光州市内に設けられているウイルス検査のための専用診療所。一時は多くの市民が検査を受けていた(光州市北区提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
光州市内に設けられているウイルス検査のための専用診療所。一時は多くの市民が検査を受けていた(光州市北区提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は20日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から26人増え、計1万3771人になったと発表した。この新規感染者数は先月22日(17人)以来28日ぶりの低水準で、20人台に減るのも25日ぶり。感染経路をみると、海外からの入国者が22人で、市中感染の4人の5倍以上だった。死者は前日から1人増え、計296人になった。

 1日当たりの新規感染者数は今月、30~60人台で増減を繰り返していた。この日は市中感染が約2か月ぶりに1桁に減ったことで、全体でも減少した。

 海外からの入国者の感染確認は6月26日以降、連続で2桁となっている。新たに感染が分かったのは22人で、このうち入国時の検疫で10人、残りの12人は入国後の自主隔離中に判明した。

 一方、市中感染は今月上旬に20~50人台だったが、中旬は10~20人台に減り、この日は4人と、5月8日(1人)以来の低水準だった。地域別にみると、ソウル市が2人、光州市が1人、全羅南道が1人。これまで首都圏と光州では集団感染に連なる感染が相次いでいたが、新規感染が一気に減った。

 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。


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