ソウル市長をセクハラで告訴　元秘書の呼称を「被害者」に＝韓国与党

【ソウル聯合ニュース】韓国の与党「共に民主党」は17日、故朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長をセクハラの疑いで告訴した元秘書の女性の呼称を「被害者」にすることにした。同党の報道官が記者団に明らかにした。

　共に民主党とソウル市はこれまで、女性を「被害者」ではなく「被害呼訴人（被害を訴えている人）」と呼び、朴氏の犯行が確定していないことを強調するための小細工との批判が出ていた。

　女性は8日、朴氏を警察に告訴した。朴氏は9日に行方不明となり、10日未明、山中で遺体で見つかった。市長公邸に「全ての方々に申し訳ない」などと記した遺書を残していた。

　女性の弁護人は13日に記者会見を開き、女性が秘書として在職した4年間セクハラが続き、他の部署に異動になった後も続いたと主張している。