北朝鮮の病院で、医療従事者の防護服について説明している様子(画像提供:wowkorea.jp)
北朝鮮の病院で、医療従事者の防護服について説明している様子(画像提供:wowkorea.jp)
北朝鮮は、新型コロナウイルス感染症の新たな感染経路に注目し、警戒心を高めた。

今日(17日)朝鮮労働党機関紙“労働新聞”は、“緊張に緊張を重ね、非常防疫事業を高い水準で”というタイトルの記事で「ある国では、輸出物資の包装紙の表面からも悪性ウイルスが検出された」と報道した。

労働新聞が伝えたこの知らせは、最近中国に輸入されたエクアドル産の冷凍エビの包装紙から新型コロナウイルスが検出されたことを示している。

この新聞は「新型コロナが急速に伝染し、日ごとその危険性は大きくなっている」とし「各自の次元での放心と傍観、慢性化は、取り返しのつかない結果をもたらすということを肝に銘じなければならない」ともとめた。

この新聞は、北朝鮮各地でこのような決定にしたがって、防疫のための措置が絶えず進められている」とし「特に空気を通じた感染の可能性も念頭に置いた措置が履行されている」と伝えた。

北朝鮮がこのように新型コロナへの防疫に関する“最新の知らせ”に敏感に反応するのは、相対的に脆弱な医療保健システムのためであるとみられている。

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