青いグラフが文大統領の支持率、赤いグラフが不支持率(リアルメーター提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
青いグラフが文大統領の支持率、赤いグラフが不支持率(リアルメーター提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが16日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より4.6ポイント下落の44.1%で、昨年10月第2週(41.4%)以来、9か月ぶりの低水準となった。当時は文大統領の側近で法務部長官だったチョ国(チョ・グク)氏の家族らの不正疑惑が大きな注目を集めていた。

 不支持率は前週から5.2ポイント上昇の51.7%で、支持率との差は誤差の範囲を超える7.6ポイント。誤差の範囲を超えて不支持率が支持率を上回ったのは2月第4週以来、20週ぶりとなる。

 支持率の大幅な下落には、進歩(革新)系与党「共に民主党」所属だった故朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長のセクハラ疑惑が大きく影響したと分析される。

 一方、政党支持率は共に民主党が前週から4.3ポイント下落の35.4%、保守系最大野党「未来統合党」が1.4ポイント上昇の31.1%となった。このほか、「正義党」は5.8%、「国民の党」は5.0%、「開かれた民主党」は4.7%だった。

 調査はメディア財団TBSの依頼を受け、13~15日に全国の有権者1510人を対象に実施された。


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