“理念”はまだ韓国において最も大きな“争い”の種となっている(提供:news1)
“理念”はまだ韓国において最も大きな“争い”の種となっている(提供:news1)
“理念”はまだ韓国において最も大きな“言い争い”の種となっている。理念闘争は事実上資本主義の勝利によって終結されたと言われているが、理念は韓国で多くの人々の怒りを刺激する“火種”となっている。肌で感じる経済政策から南北問題に至るまで、どれをとっても“理念”が付きまとう。

韓国社会の理念葛藤を数値化したら、どんな結果が出るか。韓国総合ニュース通信社“ニュース1”はビッグデータ分析企業を通じて、韓国で初めてメディア記事とソーシャルメディア(SNS)上に表れた社会葛藤の大きさを数字に換算した。

葛藤の種類を、理念・貧富・労使・世代・ジェンダーの5つに分けた結果、去る2018年から2020年の第2四半期までで、最も大きな割合を占めた領域は“理念葛藤”と表れ、全体の55%を占めた。

理念葛藤は、特に政治集団の代表的人物の私生活問題で一層拡大する傾向を見せた。“玉ねぎ男”として知られるチョ・グク元法相などがその例である。

その次に割合の多かったものは、ジェンダーで、全体の24%を占めた。

分析企業は「韓国社会のジェンダー葛藤は、男女間の慣習的差別に抵抗するフェミニズムの登場により、他の性に対して極端な否定感情を表出する嫌悪性発言が出ている」と分析した。

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