中国で輸入エビ購入者の新型コロナ感染相次ぐ…エクアドル産冷凍エビのパッケージからウイルス検出(画像提供:news1)
中国で輸入エビ購入者の新型コロナ感染相次ぐ…エクアドル産冷凍エビのパッケージからウイルス検出(画像提供:news1)
中国で、エクアドル産冷凍エビのパッケージ(包装紙)から新型コロナウイルスが検出され、該当製品を購入した多数の市民を中心に、新型コロナウイルス感染が拡散するとの懸念が広がっている。

 15日、中国「環球時報」によると、江西省新型コロナウイルス防疫指揮部は去る13日「ある業者が輸入したエクアドル産冷凍エビのパッケージから新型コロナウイルスが検出された」と明かした。該当の製品を購入した消費者は820人に達する。

 中国税関総署(物品等の輸出入管理及び税関事務を司る機関)によると、計22万7934個のエクアドル産冷凍エビ製品が輸入された。このうち、一つのコンテナ内壁と5つの製品から新型コロナウイルスが検出されたという。

 ウイルスが検出された冷凍エビを輸入した業者は「興盛優選」で、オンラインで注文を受けて配送する業者。そのため、エビを購入した消費者のほか配達スタッフらが感染した可能性もある。

 江西省当局は、何人の市民が感染したかについて正確な数字を言及していない。

 しかし、中国SNSなどで該当製品を購入した市民らが「検査で陽性と診断された」と主張する人が相次ぎ、集団感染がすでに拡散している可能性も排除できない。

 これを前に、中国は去る13日、輸入食品のパッケージから相次いで新型コロナウイルスが発見されたとし、肉類の輸入を禁止していた。


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