第2R・1番ホールでティーショットを放つイ・ミニョン(提供:WoW!Korea)
第2R・1番ホールでティーショットを放つイ・ミニョン(提供:WoW!Korea)
プサン(釜山)市キジャン(機張)郡のストーンゲートCCにて行われた「IS DONGSEO BUSAN OPEN」はKLPGAツアーの新設大会で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で後援企業が開催をあきらめたり延期にしたりしている状況の中でも開催され、大会タイトルにもプサンという地名も入って大きな関心を集めた。

パク・ヒョンギョン の最新ニュースまとめ

 しかし初日となる10日は降雨と落雷によって中止になり、KLPGAはスポンサーや代行会社、選手、放送局、ゴルフ場で構成された大会組織委員会を招集して1R中止発表後、3ラウンドで大会を進めることについて協議をし、予備日として確保した13日を使って今大会を3ラウンド、54ホールでおこなうことに最終決定した。今大会は賞金総額が10億ウォン(約8900万円)で優勝賞金2億ウォン(約1800万円)というメジャー級の大会となる。

 第1Rの5番ホール(PAR5、512ヤード)でイ・ジョンウン6が、KLPGA歴代7人目で本人としては生涯初となるアルバトロスを達成し、トップに躍り出たが、第2Rでスコアを落として予選落ちとなった。

 また日本ツアーで活躍中のイ・ミニョンイ・ボミペ・ソンウが出場したが、イ・ミニョンが33位タイ、イ・ボミとペ・ソンウは予選落ちに終わった。試合後のインタビューでペ・ソンウとイ・ミニョンは、ことし下半期は日本でプレーしたいと述べ、日本のファンに向けて新型コロナウイルスに打ち克とうと応援メッセージを送った。

 同じ20歳のイム・ヒジョンとパク・ヒョンギョンが第2Rで首位タイとなって迎えた最終ラウンドは、結局暴雨によって試合中止に。2人だけで3ホールのストローク合算方式の延長戦で争った。しかしこの延長戦でも勝負がつかず、18番ホールで2度の勝負を繰り広げ、パク・ヒョンギョンが優勝カップと賞金2億ウォンを獲得した。

 5月にツアー再開した初の大会「KLPGAチャンピオンシップ」でプロ初優勝を飾ってから2か月後となる今月13日、暴雨と深い霧による悪条件の中で2勝目を挙げたパク・ヒョンギョンは優勝後の記者会見で、ことしの目標を3勝とし、25~26歳では日本ツアーに進出したいと抱負を語った。

Copyrights(C)wowkorea.jp 5