火葬を終え、朴氏の故郷である慶尚南道・昌原に向かう遺族ら=13日、ソウル(聯合ニュース)
火葬を終え、朴氏の故郷である慶尚南道・昌原に向かう遺族ら=13日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】自ら命を絶った朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長をセクハラの疑いで刑事告訴していた朴氏の元秘書は13日に声明を出し、「勇気を出して告訴状を提出して徹夜で調査を受けた日、私の尊厳を傷つけた人が自ら人間の尊厳を放棄した」と心境を明かした。声明は韓国性暴力相談所のキム・ヘジョン副所長が記者会見で代読した。 朴氏は9日に行方不明となり、10日未明、山中で遺体で見つかった。市長公邸に「全ての方々に申し訳ない」などと記した遺書を残していた。 元秘書は「多くの人々を傷つけることになるかもしれない思い、非常に迷った」として、「巨大な権力の前で弱い自身を守るため、公正で平等な法の保護を受けたかった」と表明。「法の審判を受けさせ、人間的な謝罪を受けたかった」と訴えた。 また「まだ(朴氏の死を)信じたくない」として、「故人の冥福を祈る。私と家族に日常と安全が戻ることを望む」と述べた。
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