釜山市、1時間当たり50ミリの集中豪雨…被害件数457件、幸いに人命被害なし=韓国(提供:news1)
釜山市、1時間当たり50ミリの集中豪雨…被害件数457件、幸いに人命被害なし=韓国(提供:news1)
韓国のプサン(釜山)地域では10日未明から1時間当たり50ミリ前後の強い集中豪雨が降り、457件の雨による被害が続出した。釜山市も大雨警報を受け、直ちに災難安全対策本部を稼動した。

市は大雨予備特報が出された9日午前から行政安全部と釜山市災難対応課長が主宰する状況判断会議を通じて気象特報による非常勤務を行い、16の区と郡に災害脆弱地域の安全管理を求めた。

豪雨が降った10日午前7時30分を期して大雨警報が発令され、即座に市と区・郡の災難安全対策本部を稼動し、298人の公務員たちが非常勤務に出た。

午前に降った雨で8時25分頃、市内各地の橋などが通行止めとなり、午前9時55分からは配水場と生態公園の入口が通行止めになるなど、道路が各所で浸水した。

プサンジング(釜山鎮区)ではトンチョン(東川)が氾濫し、近隣の道路や一部車両が浸水する被害も発生したが、幸いに人命被害はなかった。

集中豪雨などにより、釜山市内のトング(東区)とナムグ(南区)一帯をはじめ、海岸地域の浸水と上下水道の破損など小規模な被害件数は457件と暫定集計された。

市は直ちに現場の措置に乗り出し、大雨警報が解除された後、被害復旧にも速度を上げる計画だ。

キム・ジョンギョン市民安全室長は「幸いに人命被害はなかったが、強い集中豪雨によって浸水など、被害がさらに起こるものと見られる」とし「13日と14日に再び大雨が予想されるため、さらなる被害が起きないよう迅速に点検する予定だ」と述べた。

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