ボルトン前補佐官は、今日(9日)報道された産経新聞とのインタビューで「(現在の)北朝鮮政権がなくならない限り、北朝鮮の核放棄は困難だ」として、先のように語った。
“リビアモデル”とは、基本的に非核化に関して「先“核放棄”・後“補償”の原則」を意味する。しかし2003年当時、リビアの国家元首であったムアンマル・カダフィ大佐は、自発的な核放棄宣言をしたのち、米国から経済制裁の解除など補償を受けたが、2011年の反政府デモにより権力の座から追い出され、米国の支援を受けていた反対軍により射殺されるという悲惨な最期を迎えた。
このため北朝鮮は、ボルトン氏が在職していた当時にこの“リビアモデル”を語っていた時、強く反発していた。
ボルトン前補佐官は今回のインタビューで「北朝鮮はすでに4回にもわたって非核化に“合意”している。問題はその“履行”である」として、“リビアモデル”に対する持論を繰り返し展開した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96