新型コロナでストップしていた中国路線、再開…「1社1路線」制限の解除時期は不透明＝韓国

韓国で、新型コロナウイルス感染拡大により中断していた中国路線が再開される。

　アシアナ航空は、韓国の航空会社の中で初めて中国政府より新型コロナウイルス感染拡大以降、中断された路線の運航再開許可を得た。

　韓国の航空業界は、これを皮切りに中国政府が海外航空会社に適用している「1社1路線」就航制限の解除に出るのか、神経を尖らせている。

　アシアナ航空の中国路線の運航が2路線に増加したとしても、「1社1路線」就航制限が完全に解除されるまでには、まだ時間がかかるとの見方が強い。また、フライト運航が拡大されても「条件付き運航」となる可能性も高い。

　9日、アシアナ航空によると、仁川～南京路線の運航（週1回）を再開する。去る6日、中国当局から運航許可を受けたことにより、該当路線のフライト予約も開始された。

　該当路線は、新型コロナウイルス感染拡大後、中断された路線が再開される初の事例。これにより、アシアナ航空はこれまで週1で運航中だった仁川～長春路線と共に2路線を運航することになった。