中国内モンゴルで黒死病患者が発生したため、当局が予防措置を発表するなど警戒態勢に突入した(提供:news1)
中国内モンゴルで黒死病患者が発生したため、当局が予防措置を発表するなど警戒態勢に突入した(提供:news1)
中国内モンゴルで、人と人との間で感染を起こす黒死病患者が発生したため、当局が予防措置を発表するなど警戒態勢に突入した。

今日(7日)香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、中国疾病予防統制センター(CDC)の副所長は、内モンゴルの烏拉特中旗人民病院で黒死病が疑われる患者が発生したのち記者会見を開き「内モンゴルの農村と草原を訪れる旅行客たちは、予防守則を徹底して守ることをもとめる」と語った。

このような中国CDCの発表は、去る4日に烏拉特中旗人民病院で報告された黒死病疑いの患者が感染判定を受け、黒死病が拡散する可能性があるという憂慮があがったためになされたものである。黒死病と呼ばれる“リンパ節ペスト”は、人間と人間の間でも感染されるため、拡散防止のために格別な注意が要求される。

内モンゴル当局は、該当地域にレベル3の警戒令を発令した。この警戒令は今年末まで続く可能性があると、当局は伝えた。

つづいて中国中央政府も黒死病の拡散を防ぐために動いた。ロイター通信によると、中国当局はベスト菌をうつすモルモットなどの齧歯(げっし)類に対する狩りを禁止した。

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