ソウル市内の保健所に設けられた新型コロナの専用診療所=(聯合ニュース)
ソウル市内の保健所に設けられた新型コロナの専用診療所=(聯合ニュース)
◇新規コロナ感染者44人 海外流入24人で市中感染上回る 韓国の中央防疫対策本部は7日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から44人増え、計1万3181人になったと発表した。死者は前日から1人増え計285人。新規感染者の感染経路は海外からの入国者が24人で、市中感染の20人より多かった。海外からの流入が市中感染を上回ったのは、先月23日以来2週間ぶり。◇米国務副長官が韓国到着 北朝鮮へのメッセージに注目 米国のビーガン国務副長官(北朝鮮担当特別代表)が2泊3日の日程で来韓した。同氏が韓国滞在中に発信する北朝鮮へのメッセージが注目を集めている。ただ、北朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長はこの日発表した談話で「われわれは米国と向き合う考えがない」と強調しており、ビーガン氏が南北軍事境界線がある板門店を訪れ、北朝鮮側と接触する可能性は低いとみられる。◇トライアスロン元代表の自殺問題 暴力・暴言の監督ら永久除名に トライアスロン女子の韓国代表を務めたチェ・スクヒョンさん(23)が前所属チームのキム・ギュボン監督らから暴力を受けたことを苦に自殺した問題で、大韓トライアスロン協会スポーツ公正委員会はキム監督とチェさんの先輩の主力選手を永久除名すると発表した。常習的な暴力や暴言を行う監督と、選手らを仲たがいさせ仲間外れにする先輩として、亡くなったチェさんをはじめ多くの被害者が2人を加害者と名指しした。同委員会は「キム監督はチームを総括しなければならない立場にいるにもかかわらず、暴力行為を行ったりこれを傍観したりした」と処分の理由を説明した。◇サムスン電子の4~6月営業益 22.7%増 サムスン電子が発表した4~6月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は8兆1000億ウォン(約7300億円)で前年同期比22.7%増加した。前期比も25.6%増。新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸念されていたが、テレワークの広がりによる半導体事業の好調を追い風に、市場の予想を上回る営業利益を計上した。◇19年の訪韓外国人観光客 滞在期間短縮し支出減少 文化体育観光部と韓国観光公社は「2019外来観光客実態調査」の結果を発表した。調査は昨年韓国を訪れた外国人観光客1万6000人を対象に空港や港で、面接方式で行われた。昨年訪韓した外国人観光客の滞在期間は平均6.7日で、前年より0.5日短かった。訪韓外国人の1人当たりの平均支出経費は1239ドル(約13万円)で前年比7.7%(103ドル)減少した。
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