公的マスクは新型コロナウイルスの感染が広がり始めマスクが品薄になった2月末に導入され、現在は1人当たり週に10枚まで購入できるようになっている。マスクの生産増加に伴い需給が安定したことから、当局が廃止を決めた。
12日からは市場供給体制に変わり、薬局やスーパー、コンビニエンスストア、通販サイトなど、さまざまな販売場所で制限なく保健用マスクを購入できるようになる。
政府はただ、公的販売の廃止後に再びマスクの品薄などが予想される場合は購入制限などの介入措置を速やかに取る方針だ。
一方、医療機関で使用する手術用マスクについては、これまでと同じく公的供給体制を維持する。
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