7日、米国の声(VOA)によると、金融コンサルティング業者「Fitch Solutions」は去る3日に発表した18ページの報告書で、「米国で数十年ぶりに最悪の景気低迷によりドナルド・トランプ大統領の大統領選挙”敗北”の可能性が高まった」と伝えた。
また、報告書は「米中関係の悪化、朝鮮半島と中東など国際社会で政治的不安が増加するようすが既に見られている」と指摘。
特に、朝鮮半島関連では先月、南北間の緊張がいっきに高まったことに言及し、「この地域がどれほど不安定なのかを(世界に)見せている」と強調。
その上で「北朝鮮がこう着状態にある米国との交渉に現時点でも不安を残し、この挫折感を今後数か月の間に武器実験を通して表出する可能性がある」とし、「これは、11月の米国大統領選挙でトランプ大統領とバイエン候補のうち、どちらが勝利するのか、北朝鮮は核保有国として残るという信号を送る目的がある」と説明した。
報告書は、トランプ大統領が北朝鮮との対話の扉を現時点でも開いている反面、バイデン氏は北朝鮮に対して友好的ではないとして、「バイデン氏が勝利する場合、2021年には米朝関係が急激に悪化するだろう」と予測した。
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