サムスン電子(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン電子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が7日発表した4~6月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は8兆1000億ウォン(約7300億円)で前年同期比22.7%増加した。前期比も25.6%増。新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸念されていたが、テレワークの広がりによる半導体事業の好調を追い風に、市場の予想を上回る営業利益を計上した。

 売上高は52兆ウォンで、前年同期比7.4%、前期比6.0%、それぞれ減少した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた世界各地のシャットダウン(都市封鎖)が響いた。それでも、この1か月の市場の予想を大きく上回る売上高となった。

 営業利益率(売上高に営業利益が占める割合)は15.6%で、18年10~12月期(24.2%)以来の高水準。

 4~6月期の好業績は、需要が増加した半導体部門の貢献が大きい。家電とモバイルも市場の期待以上の業績だった。ディスプレーも黒字転換が予想される。


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