クォン・ジョングン北朝鮮外務省米国担当局長はこの日、北朝鮮の国営通信である“朝鮮中央通信”を通じて発表した談話で、韓国側の“仲裁者”の役割推進を非難し、先のように伝えた。
クォン局長は談話で「時でない時に浮かび上がってきた朝米(米朝)首脳会談説について、先日わが外務省第1部長(チェ・ソンヒ(崔善姫)第1外務次官)が談話を通じてはっきりと立場を発表した」と言及した。
これは去る4日に発表されたチェ次官の談話内容を言及したものである。
クォン局長は、韓国政府が米朝対話の“仲裁者”の役割を推進することにも、やはり非難した。
クォン局長は「(チェ次官の)談話では、時も知らず再び朝米首脳会談の仲裁の意思を明らかにした差し出がましい人についても言及した」と伝えたが、これは先月30日に開かれた韓・EU首脳会談でムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領が「米国の大統領選前に米朝間の対話の努力がもう一度推進される必要がある」と発言したことを指したものである。
クォン局長はまた「まことに見るにも痛々しいが、仲裁者になりたい未練がそんなに強烈で、最後まで努力してみるのが願いであるなら、してみればいい」とし「その努力の結果をみることができるのか、元も取れず嘲笑を買うことになるのか、みてみればわかることだ」と付け加えた。
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