ビーガン氏(左)と崔氏(資料写真)=(聯合ニュース)
ビーガン氏(左)と崔氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長は7日に談話を発表し、「改めて明白にするが、われわれは米国と向き合う考えがない」と強調した。朝鮮中央通信が伝えた。

 同日には米国のビーガン国務副長官(北朝鮮担当特別代表)が韓国を訪問する予定だ。

 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は4日に談話を出し、米大統領選挙(11月)前の米朝首脳会談開催が取り沙汰されていることについて、米国は米朝対話を自らの政治的危機を克服するための道具としか考えていないとして、「向き合う必要はない」と明言していた。

 クォン氏は韓国が米朝首脳会談を仲裁する意思を示したことに関しては、「寝言」と批判し、「北南(南北)関係を壊すだけ」と指摘した。


Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40