「中国の曖昧な法により、香港のデモ参加者逮捕は驚愕」=国連人権事務所(提供:news1)
「中国の曖昧な法により、香港のデモ参加者逮捕は驚愕」=国連人権事務所(提供:news1)
国連人権事務所は、中国当局が香港の国家安全維持法に含めた「曖昧で過度に広範な」条項を適用して、民主化活動家らを起訴することによって、集会と表現の基本的な自由を侵害する恐れがあると懸念した。

ロイター通信によると3日(現地時間)、国連人権最高代表室の報道官は、ジュネーブでの記者会見で、「犯罪の範囲についての十分な情報と理解がない状況で、すでに現行法上の逮捕が行われているという事実に驚愕する」と述べた。

続けて「国家安全維持法の発効翌日に行われたデモで、数百人が逮捕され、そのうち少なくとも10人が起訴された」と述べた。

また、「この法に含まれる一部犯罪の定義が曖昧で、過度に広範囲であり、暴力的な行為と非暴力的な行為を適切に区別していないことを懸念している」とし「これは差別的であったり、恣意的な解釈と法の執行につながり、人権保護を阻害する恐れがある」と指摘した。
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