鄭銀敬本部長(資料写真)=(聯合ニュース)
鄭銀敬本部長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は3日、ラジオ番組に出演し、秋に新型コロナウイルス感染症の流行が拡大する恐れがあるとして、人員や装備などの支援を求めた。 鄭氏は特に無症状または軽症の感染者の統制が難しいと訴えた。国民の大部分に免疫がなく、誰もがウイルスに露出すれば感染する可能性があるため、ワクチンが開発されるまで大小の流行が続くとの見方を示した。秋になれば気温が下がり、室内活動が増えるほか、ウイルスがより活発になるため流行の規模がさらに拡大する恐れがあると懸念を示した。 流行拡大に備えるため病床と人員の確保に乗り出した政府の努力を強調しながらも、国民が個人防疫指針を徹底的に順守する努力が必要だと強調した。 また、医療陣の疲労が蓄積されていると指摘した上で、安全に勤務できるよう施設や装備が支援されなければならないと述べた。 全国で散発的に集団感染が発生していることについては「どこが死角なのかを見極めながら(対応策を)補完している」と説明した。
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