韓国の文在寅 大統領は、米朝協議の“仲裁役”を再び買って出たものとみられる。(提供:news1)
韓国の文在寅 大統領は、米朝協議の“仲裁役”を再び買って出たものとみられる。(提供:news1)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、米国大統領選挙前の米朝首脳会談開催のために非核化の“ハンドル”を再び握ったことで、北朝鮮がこれに応じるか注目される。

文大統領は先月30日に欧州理事会のシャルル・ミシェル議長など、ヨーロッパ連合(EU)首脳たちとTV会談を開いた場で「米大統領選前に米朝間が再び対話ができるよう、全力を尽くす計画だ」と語った。

文大統領は今年の初めから北朝鮮に向かって、米朝だけを見つめるのではなく南北が可能な協力から始めることを求め続けてきた。

しかし北朝鮮から反応はなく、最近は過激な言動により南北関係は一層悪化した。

このように南北関係が悪化の一途をたどる中、文大統領は南北関係の改善だけでは突破口を開くことは難しいという結論を出し、米朝協議の“仲裁役”を再び買って出たものとみられる。

これはまた、ドナルド・トランプ米国大統領の再選が危ぶまれていると言われる中、画期的な外交イベントをもって注目を集める可能性を念頭に置いた布石だという見方も出ている。

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