文大統領、EU首脳会談で“サムゲタン”をプッシュする理由…「ヨーロッパ産牛肉は輸入」

韓国のムン・ジェイン（文在寅）大統領は、ヨーロッパ連合（EU）の首脳たちに韓国産のサムゲタン（参鶏湯）の輸出が速やかに許可されるよう、関心と協力をもとめたと今日（2日）青瓦台（韓国大統領府）が伝えた。

文大統領は先月30日に開かれた韓・EUのTV首脳会談で、欧州理事会のシャルル・ミシェル常任議長など、EU首脳に「昨年 EU加盟国産の牛肉の輸入が許可された」として、自国のサムゲタンの輸出を先のようにもとめたと、青瓦台の報道官がこの日の会見で伝えた。

この報道官は「サムゲタンの輸出交渉は、過去 韓・EU間の畜産物衛生水準の違いにより積極的な交渉が難しかった」とし「今後 国内の畜産物衛生水準の再考により、積極的に推進されている」と説明した。

現在 サムゲタンの輸出に関してEUは、輸入規定の改定を進めている。輸入許可の手続きは最終段階にあり、加盟国の評決だけが残っているとされている。