丁氏は「北が一日も早く対話の場に戻り、直面した問題を意思疎通で解決することを望む」と表明。「南北関係は二つからより大きい一つをつくる過程」として、「我慢して耐えることが時にはナンセンスのように見える場合もあるが、朝鮮半島の永久的な平和は明確な時代精神であり確固たる目指すところだ」と強調した。
また、「この3年間の共同の努力を逆戻りさせず、遅くても平和と(南北)統一の道へ一歩ずつ進まなければならない」と訴えた。
一方、聯合ニュースの趙成富(チョ・ソンブ)社長は同社が国家基幹ニュース通信社として南北の信頼回復に役割を果たしたいとし、「朝鮮半島に平和が定着されるよう、絶え間なく努力する」と強調した。その上で、「新型コロナウイルスが日常化した時代に人道的な観点から南北医療協力の道も慎重に打診できるのではないかと期待している」と述べた。
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