30日、BBCとアメリカ科学振興協会によって発行されている学術雑誌「サイエンス」によると、英国ノッティンガム大学のキン=チャウ・チャン教授と中国農業大学の科学者らは先ごろ、国立科学院会報に掲載した論文でこのように明らかにした。
研究チームは、この新型インフルエンザが先ごろ発生し、現在豚にうつり、ヒトに感染させる可能性があると述べた。また、先ごろ中国で畜産業と関連した防疫当局に勤務する人たちの間で感染の証拠が発見されたという。
この新型インフルエンザは2009年に流行した新型インフルエンザ(A/H1N1pdm09)と類似する種類で、研究チームのウイルスに「G4 EA H1N1」とつけた。この新型インフルエンザは、人の気道の細胞内で成長し増殖すると伝えられた。
研究チームは「この新型インフルエンザがヒトからヒトへと簡単にうつるように変異し、世界的な大流行に繋がる可能性がある」との懸念を示した。
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