未来統合党の議員不在のまま開かれた国会本会議=29日、ソウル(聯合ニュース)
未来統合党の議員不在のまま開かれた国会本会議=29日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の第21代国会の前半期における常任委員会の委員長ポストの配分など、院の構成を決める与野党の交渉が決裂し、与党「共に民主党」が常任委員長を独占することになった。 定数の過半数を占める与党による常任委員長の独占体制は、1985年に構成された第12代国会以来35年ぶり。 与野党の院内代表は29日午前、朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長主宰で院の構成を巡る最終協議に入ったものの、合意に至らなかった。これを受け朴議長は午後2時に本会議を開き、11の常任委員会の委員長を選出した。6の委員会の委員長は15日に選出されており、残りの情報委員長は与野党からそれぞれ1人ずつ選出された国会副議長の合意を必要とする。 最大野党「未来統合党」の議員103人全員、「正義党」6人、「国民の党」3人、未来統合党出身の無所属議員4人の計116人は表決に参加しなかった。  院の構成で与野党が深刻な対立を見せたことで、国会の停滞は避けられない見通しとなった。
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