韓国統一省「北、国境封鎖・対北制裁によりかなり困難な状況にある」

韓国統一部（統一省）は今日（29日）、新型コロナウイルス感染症と対北制裁により、北朝鮮が経済的にかなり困難な状況にあるだろうと伝えた。

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韓国統一部の報道官はこの日の定例会見で、ピョンヤン（平壌）の現況に対する質問に「現在 対北制裁状況のもと、新型コロナにより国境を封鎖したため、約95%を占める北朝鮮の対中貿易がなされず、かなり困難な状況にあるものと推測される」と伝えた。

この報道官は、新型コロナにより感染者が発生していないとする北朝鮮の主張に関連して、最近 キム・ジョンウン（金正恩）国務委員長がリモート会議を主宰したことについて「リモート会議は世界の様々な国で行なわれている予防措置の一環としてみる余地が多いようだ」と語った。

また「常識的にみれば、新型コロナによる感染者が発生したことと予防行為をすることは、区分可能なようだ」とし「北朝鮮当局は公式に感染者がいないとし、世界保健機構（WHO）もこれを確認しているという状況だ。韓国政府は公式的な当局の発表を基準に判断する」と付け加えた。