今月に入り、1日当たりの新規感染者数は30~50人台で推移していたが、20日には67人に増加。21日は48人、22日は17人に減少したが、再び増加に転じた。
この日、新たに感染が判明した46人のうち30人は海外からの入国者だった。30人中26人は入国時の検疫で感染が確認された。これには釜山市の甘川港に入港したロシア籍の貨物船の船員16人も含まれる。
市中感染は16人で、首都圏で11人(ソウル市6人・京畿道4人・仁川市1人)の感染が判明した。そのほか、大田市で4人、大邱市で1人の感染が確認された。首都圏と大田市で感染者数が増加しているのは、訪問販売会社で起きた集団感染の影響が続いているためだ。
また、ロシア貨物船の船員と濃厚接触した人が61人に達しており、感染が広がる懸念がある。
死者は1人増えて計281人となった。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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