＜サッカー＞“同伴入隊”ホ・ヨンジュン－シム・サンミン－キム・ヨンファン、「誇りを持って最善尽くす」

浦項スティーラースの同い年三銃士キム・ヨンファン、シム・サンミン、ホ・ヨンジュンは先月25日、陸軍訓練所に入所し1週間の新兵教育を受けた後、去る1日、国軍体育部隊へ派遣された。

　3人は「合格が難しい尚州尚武に入ることになり、大変光栄だ。誇りを持って最善を尽くして練習していきたい」と伝えた。

　キム・ヨンファン、シム・サンミン、ホ・ヨンジュンは昨年、浦項で主力として活躍し、多くの浦項ファンの心をつかんだ。ことし4月、新兵選手たちの書類合格者発表の際にも浦項の主力選手4人が名を連ね、浦項のファンは残念がった。4人の選手のうち、キム・ヨンファン、シム・サンミン、ホ・ヨンジュンが最終合格し、尚州尚武に合流することになった。

　浦項で2019シーズンを終えて3人は同伴入隊を選んだ。このような決定をしたのには年齢制限の影響が大きかった。1993年生まれで、尚州尚武に志願できる上限ラインにぴったりだった。

　シム・サンミンは「小さいころから一緒にサッカーをしていたキム・ヨンファン、ホ・ヨンジュン選手と軍入隊まで一緒にするとは思わなかった。さらにしっかりした姿で、尚州尚武での軍生活を続けていきたい」と語った。

　国軍体育部隊に派遣されてからまもなく1か月になる現在、3人は軍人として、選手として何事にも忠実に訓練に臨んでいる。いつの間にか早く適応を終え、二等兵としての姿勢が身についたようすだった。

　キム・ヨンファンは「新兵であるだけに、緊張感を持って早く適応して、軍人の姿で過ごしている」と語った。また「良い先輩と一緒にプレーできるので楽しみだ。サッカー競技場の内外で多くのことを学び、一緒に息を合わせて競技場で良い姿を見せたい」と意気込みを語った。