北朝鮮の隠れた“意図”は何か?(提供:news1)
北朝鮮の隠れた“意図”は何か?(提供:news1)
北朝鮮は、“対北ビラ散布”を理由に強硬な対南(対韓国)政策を繰り広げているが、そこには隠れた意図があるという分析が出ている。それにもかかわらず韓国政府は優先してビラ散布を禁止するための方案準備を引き続きしていくと語っている。

今日(19日)韓国統一部(統一省)の当局者は「今回の南北関係の状況が対北ビラ問題だけではない可能性があるが、結局ビラ問題をはじめとした問題であるため、朝鮮半島の平和のためにこれ以上このような問題が繰り返されないよう、確実な措置が必要だと考える」と伝えた。

しかし「表現の自由や北朝鮮住民の人権増進も重要な価値であるため、南北境界線地域の平和と発展、調和を成し得る根本的な対策をもって法の制定・改定を準備している」と付け加えた。

ここ最近の北朝鮮の強硬対策においてその意図が何なのかを専門家と当局者たちは、その分析に奔走している。

その中で、対北制裁とともに新型コロナウイルス感染症の影響で閉じられた国境により北朝鮮は経済難に陥ったことで“内部結束”が必要となり、そのため韓国を“敵”とみなしたという分析がある。あるいは南北または米朝間の劇的な協議進展のために、視線を集めるという意図があるとの意見も出ている。

また、昨年2月の米朝首脳会談(ハノイ ノーディール)の決裂以降、韓国政府の消極的な点などを理由に北朝鮮の不満が爆発したという見方もある。韓国が対米協議の“促進者”としての役割をすべきたという圧力とともに、制裁解除に関して韓国の独自の行動を期待しているという推測が出ている。

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