韓国軍、“最前線”北西島嶼の対備態勢強化(提供:news1)
韓国軍、“最前線”北西島嶼の対備態勢強化(提供:news1)
北朝鮮がソヘ(西海/黄海)北方限界線(NLL)を含む国境地域で軍事訓練を再開すると予告するなど軍事挑発の可能性が高まり、韓国軍もヨンピョンド(延坪島)など北西島嶼の対備態勢を強化している。

 18日、軍関係者によると海兵隊司令部は最近、延坪島、ペンニョンド(白ニョン島)など北西島嶼部隊に領内に待機して、教育訓練および主特技教育を実施するよう指示した。

 軍関係者は「北朝鮮の挑発の可能性に対備態勢を強化するためのもの」と説明した。海兵隊第6旅団は白ニョン島・テチョンド(大青島)・チョンド(小青島)を、延坪部隊は延坪島・ウド(牛島)の防衛を担当している。

 今回の指示はイ・スンド海兵隊司令官が直接決定したものだという。イ・スンド海兵隊司令官は2010年、北朝鮮からの延坪島砲撃当時、延坪部隊長として対応射撃を指揮した。

 ただし、北西島嶼部隊の個人火器射撃訓練の日程は猶予された。部隊から最大1時間の射撃場までの移動時間を考慮した措置だ。

 これをめぐり、行き過ぎた“北朝鮮のご機嫌うかがい”ではないのかという批判も一部で提起された。

 軍関係者これについて「個人火器射撃訓練は北朝鮮側の海岸からは観測できない距離」とし、「むしろ領内にとどまることが対備態勢を強化する措置だ」と明らかにした。



Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 2