外交部庁舎(資料写真)=(聯合ニュース)
外交部庁舎(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は17日、北朝鮮が前日に開城の南北共同連絡事務所を爆破したことに関連し、情勢悪化を防ぐため米国、中国など主要国と緊密に意思疎通しながら状況を注視している。外交消息筋が伝えた。連絡事務所爆破を機に南北関係はもちろん、韓米、米朝、韓中関係に与える影響を考慮した対応とみられる。

 これに先立ち、米国務省の報道官は16日(米東部時間)、北朝鮮による連絡事務所爆破に関連し、聯合ニュースの書面による質問に「米国は南北関係に対する韓国の努力を全面的に支持する」とし、「逆効果を生む追加行為を慎むことを北朝鮮に促す」と回答した。

 中国外務省の趙立堅副報道局長は16日の会見で、南北間の現情勢に関し「中国は隣国として一貫して朝鮮半島の平和と安定が維持されることを望んでいる」と述べた。


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