北朝鮮が予告通りケソン(開城)共同連絡事務所庁舎を爆破して、南北間の緊張が高まる中、中国外交部は16日、朝鮮半島における平和と安定を望む立場を明らかにした。

ロイター通信によると、中国外交部の趙立堅報道官は、定例会見でこのように明らかにした。

これに先立ち、韓国統一部は、2018年9月にケソン(開城)工業団地内に設置されたケソン(開城)共同連絡事務所庁舎を午後2時49分に爆破したと発表した。

北朝鮮は4日、対北朝鮮へのビラに関する初めての談話で、連絡事務所の閉鎖について言及した後、13日の談話でもこれを取り上げていた。

また、この日、北朝鮮総参謀部は、北朝鮮労働党機関紙の労働新聞に南北合意に基づいて非武装された地域に軍隊を再び進出させ、韓国側に向けてビラ散布を示唆しており、南北間の緊張感が高まっている。
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