香港武装警察(提供:news1)
香港武装警察(提供:news1)
香港で、警察官が米国の人種差別糾弾デモで叫ばれている「息ができない(I can’t breathe)」、「黒人の生命も大切だ」という掛け声を叫び、現地のデモ隊をあざけったとして、当局の調査を受けることになった。

14日、香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、去る12日に香港では立法会の包囲デモ1周年を記念する集会が開かれた。この過程で現場に出動した警察が突然デモ隊と外信記者たちに向かって「息ができない」などの掛け声を叫んだ。この警察はデモ隊などに対する身分証検査の過程でもこの掛け声とともに「米国はない」という言葉も繰り返し叫んだということである。

このような事実は、目撃者たちがスマートフォンで撮影した現場の動画をソーシャルメディア(SNS)を通じて共有し、知られるようになった。

この警察がこのような米国デモの掛け声を叫んだ理由は確認されていないが、香港警察によるデモ隊鎮圧を“人権弾圧”と批判した米国をあざける行動であった可能性があるとみられている。

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