韓国のカン外相は9日“コロナ時代の民主主義”というウェブセミナーに参席した(提供:news1)
韓国のカン外相は9日“コロナ時代の民主主義”というウェブセミナーに参席した(提供:news1)
韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相は9日、韓国政府の開放性、透明性の原則と、去る4月15日の国会議員総選挙の経験について紹介し、民主主義の根幹である社会的信頼と市民参与の重要性を強調した。

カン外相はこの日の午後、国際民主主義選挙支援研究所(IDEA)と駐韓スウェーデン大使館が共同で主催した“コロナ時代の民主主義”というウェブセミナーに参席して、先のように語った。

今回のウェブセミナーには、スウェーデン・オーストラリアの外相と国内外の学者、IDEAの関係者たちも参席し、全世界の民主主義が直面している課題を診断し、民主的価値を守り、回復するための方案を共に模索した。

IDEA事務総長は、新型コロナウイルス感染症が保健・経済的危機だけでなく、民主主義制度に中長期的影響を及ぼしていると伝えた。

オーストラリアのマリス・ペイン外相は、新型コロナの時期に権威主義的傾向やデマにより信頼などが傷つくことについて憂慮を表した。スウェーデンのアン・リンデ外相は、新型コロナによる民主主義の危機克服のために多様な行為者間の国際的協力増進が求められていると指摘した。

韓国外交部(外務省に相当)の関係者は「今回のウェブセミナーが、新型コロナ時代の民主主義の履行について主要国の経験と省察、学界の分析と評価を共有するよい機会となった」とし「世界的な危機状況の中でも、国際社会が連帯と協力の精神のもと、民主主義を一層固く守らなければならないという意志を集めたきっかけとなった」と評価した。

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