国連対北制裁委員会、WHO・ユジンベル財団の制裁免除承認(提供:news1)
国連対北制裁委員会、WHO・ユジンベル財団の制裁免除承認(提供:news1)
国連安全保障理事会・対北制裁委員会が、世界保健機関(WHO)とユジンベル財団の対北制裁免除要請を承認した。彼らは約600品目の北朝鮮への搬入を許可された。

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 10日、米国の声(VOA)放送によると、対北制裁委員会が承認した制裁免除は、WHOの2件とユジンベル財団に対する1件の計3件だ。対北制裁委員会は去る2日と6日、ユジンベル財団には5日に書簡を送り、対北制裁免除要請を承認した。

 公開された書簡によるとWHOは先月19日、対北制裁委員会側にワクチン予防可能疾患(VDD)用実験装備の北朝鮮への搬入を許可してほしいという申請書を提出した。

 WHOは該当装備が北朝鮮内の診断能力を向上でき、これにより患者らを適時に治療するのはもちろん、社会的弱者のワクチン予防可能疾患の拡散を防ぎ、児童の死亡率を減らすことができると明らかにした。

 またWHOは同日、北朝鮮保健省の要請により、ワクチン予防可能疾患のための実験室装備や重患者治療装備、血液袋製造工場の設置、多剤耐性結核のための診断装備などを北朝鮮に搬入するという内容の申請書も提出した。

 対北制裁委員会が公開したWHOの搬入希望品目は計29品目で、各品目には物品が少なくて1点、多くて800点含まれている。対北制裁委員会がこれらの品目をすべて許可し、WHOは今後6か月以内に該当品目を北朝鮮に搬入できるようになった。

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