韓国外交部(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国外交部(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が9日、南北間の通信連絡線を完全に遮断すると明らかにしたことについて、韓国外交部の金仁チョル(キム・インチョル)報道官は同日の定例会見で、「(対応策などを巡り)米国側と緊密に意思疎通している」と述べた。 また、「(別の)関連国とも必要に応じて意思疎通してきており、今後もやっていく」と伝えた。 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が4日に談話を発表し、韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体が金委員長を非難するビラを飛ばしていることについて不快感を示した上で、2018年9月の南北首脳会談の際に締結した韓国との軍事合意を破棄する可能性に言及したことを受け、韓国外交部は韓米の外交当局が実務協議を行ったと明らかにした。 韓米両国は北朝鮮の立場が金与正氏の談話で出たことに注目し、同氏の地位の変化、存在感を無視できないとの見解で一致したようだ。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40