「新型コロナ自慢の韓国が『日本の防疫』を参考にした」＝産経新聞のコラムが韓国でも報道

日本の産経新聞が「韓国が日本の新型コロナウイルス感染症対応を参考にしている」と8日報道した。

黒田勝弘産経新聞ソウル駐在客員論説委員はこの日、「機能と人間味、日本と韓国、対照的な新型コロナ事情」というタイトルのコラムで「(韓国が)まれに日本の新型コロナウイルスの対応を参考にした事例があり、在韓日本人の間で話題になっている」と明らかにした。

黒田委員は「日本で新型コロナウイルス予防の注意事項として強調されてきた密閉、密集、密接の『3密』という言葉が、韓国メディアでも使われ始めた」と伝えた。

続けて「韓国で新型コロナウイルスの感染は落ち着いたが、最近は毎日二桁の新規感染者が出てくるなど、まだ安心できない状況である」と付け加えた。

韓国で40年以上特派員の生活をした黒田委員は、最近における韓国経済の発展は、日本が敗戦後に残した資産のおかげなので、日本軍慰安婦と強制労働被害者に対する補償は、韓国が独自に解決しなければならないという内容のコラムを載せて、物議を醸している。