去る4日、北朝鮮の労働新聞に載った金与正 朝鮮労働党第1副部長による談話(提供:news1)
去る4日、北朝鮮の労働新聞に載った金与正 朝鮮労働党第1副部長による談話(提供:news1)
韓国保守系野党“未来統合党”の比例代表議員たちは今日(5日)「キム・ヨジョン(金与正)“ご用命法”制定という、対北屈従行為を糾弾する」と伝えた。

彼らはこの日、国会での記者会見で「北朝鮮のキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長の一言で、大韓民国がパタッとひっくり返った」と語った。

また「“憲法の価値毀損行為の中断”、“北朝鮮の強迫に堂々と立ち向かうこと”、“北朝鮮の挑発行為に対する断固とした対処”」をもとめた。

キム第1副部長は談話を通して、南北軍事合意の破棄の可能性まで言及し、韓国側の脱北者団体による北朝鮮に向けた(非難の)ビラ散布を強く非難していた。

この議員たちは「『法でも作れ』というキム第1副部長の“指示”が出てから4時間あまりで、(韓国政府は)対北ビラ散布禁止法を作ると伝え、青瓦台(韓国大統領府)と韓国国防部(防衛省に相当)は北朝鮮の味方をしている」とし「今の我々が大韓民国にいるのか、北朝鮮にいるのかわからなくなるほどだ」と指摘した。

つづけて「今までムン・ジェイン(文在寅)政府は、韓国だけを目標にしている北朝鮮の新型ミサイル発射については知らぬふりをして、北朝鮮をかばっている」とし「北朝鮮のミサイルよりも自国民が散布する“ビラ”がもっと危険だという文政権は、いったい誰のための政府なのか問いただせざるを得ない」と語った。

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