米国共和党所属の上院議員は、今年の大統領選でトランプ大統領を支持するか悩んでいることを明らかにした(提供:wowkorea.jp)
米国共和党所属の上院議員は、今年の大統領選でトランプ大統領を支持するか悩んでいることを明らかにした(提供:wowkorea.jp)
米国共和党所属のリーサ・マーカウスキー上院議員(アラスカ)は4日(現地時間)、ドナルド・トランプ米国大統領に対するジェームズ・マティス前国防長官の辛辣な批判を支持するとして、自身は今年の大統領選でトランプ大統領を支持するか悩んでいることを明らかにした。

CNNなどによると、この間トランプ大統領と決別する意を時折みせてきた一部の共和党議員たちのうちの一人であるマーカウスキー議員は、この日ワシントンの議会議事堂で取材陣に「本当にありがたい」とし「マティス前国務長官の言葉は真実かつ正直で、長い間待ってきた必要なものだった」と語った。

マーカウスキー議員は「我々は多分、我々が内部に抱えている憂慮に対して、もう少し率直になることのできる地点に到達して、我々の信念を思いのままに語る勇気を持つようになったようだ」と語った。

この日、共和党のミット・ロムニー上院議員(ユタ)もマティス前国防長官の批判は「とても強烈だった」と評価し、新型コロナウイルス感染症事態への誤対応と米国全域でのデモ事態によって、共和党内で反トランプ世論が拡散しているのではないかという見方が出ている。

しかし米国政治専門誌“ポリティコ”は、トランプ大統領に反旗を翻した二人の上院議員に対して“アウトライナー(平均値から外れた標本)”だと称した。

ニューヨークタイムズは、多くの共和党員たちが個人的に大統領の振る舞いを嫌い不安視しているが、共和党上院議員のうち、唯一のアフリカ系米国人であるティム・スコット(サウス・カロライナ)議員など、ごく少数を除いては、このような憂慮を公に明らかにする議員はほとんどいないと伝えた。

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