3日(現地時間)ロイター通信によると、台湾政府は天安門事件31周年を迎え、声明を出し「中国は、天安門民主化デモに対して犯した弾圧を謝罪し、政治改革を断行しなければならない」と主張した。
1989年6月4日、学生たちは中国の民主化を求めて天安門広場に出たが、中国政府の鎮圧によって残酷に命を落とした。台湾は中国に、これに対する謝罪をもとめている。
台湾は「中国政府は6.4事件(天安門事件)に対する歴史的事実をきちんと正し、心から謝罪しなければならない」とし「また、政治改革を通して国民に権力を返さなければならない」ともとめた。
これに対し、趙立堅 中国外務省報道官はすぐさま「台湾の要求は全く話にならないものだ」と一蹴した。また「天安門事態は、政府に反旗を翻した政治的騒動に過ぎず、これに対する中国の立場は変わらない」と語った。
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