金錬鉄統一部長官はWFPのビーズリー事務局長とテレビ会談し対北朝鮮支援事業について協議した(統一部提供)=3日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
金錬鉄統一部長官はWFPのビーズリー事務局長とテレビ会談し対北朝鮮支援事業について協議した(統一部提供)=3日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官は3日、国連世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長とテレビ会談し、昨年の対北朝鮮支援事業の結果や今年の事業内容などについて協議した。統一部が明らかにした。 韓国政府は昨年6月5日、WFPによる北朝鮮の乳幼児や妊産婦への栄養支援事業に450万ドル(約4億8920万円)の支援を決め、同28日にはWFPを通じて韓国産のコメ5万トンを支援する方針を決めた。 この日の会談について詳細は公開されなかったが、WFPを通じた今年の韓国の対北朝鮮支援の具体的な内容について話し合った可能性があり、注目される。 会談では韓国とWFPが今後5年間協力を強化する内容の業務協約(MOU)を結んだ。      ビーズリー事務局長は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、北朝鮮支援事業に対する国際社会の協力がこれまで以上に必要な状況にあると説。韓国政府に対し、積極的な役割を担うよう要請した。 これに対し金長官はWFPが新型コロナをはじめとする難しい条件の中で、北朝鮮に対して食糧支援事業を続けてきたことに謝意を示し、「韓国政府は国際社会や北との協力で『朝鮮半島生命共同体』を作っていくという確固たるビジョンがある」と話した。
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