ADBはアジア・太平洋地域の貧困根絶と持続可能な発展を支援するため、1968年に設立された国際開発金融機関。韓国をはじめ米国や日本、中国など68か国が会員として参加している。
ADBベンチャーファンドは東南アジア開発途上国の持続可能な発展に必要な分野に投資するファンドだ。東南アジアに進出する韓国国内スタートアップ企業も投資対象に含まれる。
ファンドの総規模は6000万ドルで、韓国政府の他にもフィンランド政府(2200万ドル)、気候投資基金(1300万ドル)、ノルディック開発基金(1000万ドル)も参加する。
韓国政府は中小ベンチャー企業部が運営するファンドから1000万ドル、企画財政部がアジア太平洋地域の開発途上国支援のために運営している信託基金から500万ドルを出資する。
ADBベンチャーファンド発足により、K防疫分野を含む韓国ベンチャー・スタートアップの新南方政策対象国への進出機会が拡大され、韓国とADBとの協力関係も強化されるものと政府はみている。
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