韓国統一部 「北朝鮮、6月から中朝貿易再開？もう少し見守る」

韓国統一部は北朝鮮が来る6月から中国との貿易再開に乗り出すとのニュースについて「もう少し見守らなければならない」と28日、明らかにした。

　統一部の当局者はこの日、記者に「（中朝間の）貿易物資を中心に制限された物資が行き来するものとみられるが、これが本格的な貿易活性化かなのか、国境閉鎖が中断（解除される）のかはもう少し見守らなければならない」と述べた。

　前日、あるメディアは北朝鮮の消息筋を引用して「北朝鮮が新型コロナウイルス拡散防止のため、今年1月末に封鎖していた中朝国境を6月から開放する方針を固めた」と報道したさらに、北朝鮮の国境開放の理由を、経済難に直面したためだと伝えた。

　同当局者「（北朝鮮）国境が閉鎖されても必要な物資搬入は行き来した」とし、「ロシアが支援していた診断キット1500個が（北朝鮮に）入ったことが1つの例だ」と説明した。

　この日当局者は「政府は『北朝鮮人権法』に基づき、『第2次北朝鮮人権増進基本計画』（2020～2022）を去る4月221日、国会に報告した。今年の政策推進環境を考慮し、具体的な推進計画を盛り込んだ『2020年度北朝鮮人権増進執行計画』を前日（27日）国会に報告した」と明らかにした。