韓国では開始された「第2次の“登校”」が初日から新型コロナの影響により登校を延期した学校が続出している(提供:news1)
韓国では開始された「第2次の“登校”」が初日から新型コロナの影響により登校を延期した学校が続出している(提供:news1)
韓国では幼稚園・小・中・高等学校が開始した第2次の“登校”が初日から新型コロナウイルス感染症の影響により登校を延期した学校が続出している中、拡散の勢いがおさまるまで、登校日時を延ばすべきだという声が出ている。

学生たちの安全を最優先に考えるなら、一学期の全てを遠隔授業にするべきだという主張も再び出てきている。

今日(28日)韓国教育界によると、前日の午後1時30分基準で新型コロナによる地域社会感染の恐れで登校を延期した学校は幼稚園を含めて全国で561か所となった。

この数値は韓国全体2万902校のうちの約2.7%にしかすぎないが、キョンギド(京畿道)のプチョン(富川)の場合、高校3年生を除いた全ての学年の登校が中止となり、251校が校門を開けることができず、キョンサンプクト(慶尚北道)のクミ(亀尾)とソウルではそれぞれ181校と111校が登校日を再調整するなど、新型コロナの拡散により登校を中止したり延期する学校が増え続ける可能性が高い状況である。

特にソウルでは去る20日、高3から登校が始まったのちに初めて、登校した学生が感染判定を受けている。

ユ・ウネ(兪銀恵)副首相兼教育相は27日「現在の感染症管理体系の中でも登校が困難な場合、今年に限って登校による授業ができず、遠隔授業だけをする状況が生じるかもしれない」と語った。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96